【全校】命を守る力を身につけるために
9月8日(木)に避難訓練を行いました。
今回は子どもたちに訓練の日時を知らせずに、地震がきたら自分の判断で避難するという設定でした。「落ちてこない、倒れてこない、移動してこない」場所に避難するなど、地震が起きたときにどうしたらいいかという指導は、数日前に行いました。概要は以下のとおりです。
〇休み時間に緊急地震速報が鳴り、直後に地震発生。
→ 一時避難(落ちてこない、倒れてこない、移動してこない安全な場所に自分で避難する。)
〇しばらくして給食室より火災が発生。火災による煙で防火シャッター・防煙スクリーンが作動。
→ 二次避難(子どもたちはそれぞれ遊んだり、委員会の仕事をしたりしていた場所から、火元を避ける安全な経路を判断し、防火シャッター・防煙スクリーンを通って運動場に避難する。)
一時避難では、突然のサイレン放送に戸惑っている児童もいましたが、廊下や階段ではその場にしゃがんで頭を守る姿が見られました。二次避難では、高学年が低学年を優先して防煙スクリーンを通らせたり、運動場へ避難して学年ごとに並ぼうと低学年の児童に声をかけて指示したりする姿が見られました。
災害はいつどこで起きるか分かりません。一人一人が自力で避難できれば、二次災害に巻き込まれる可能性は低くなると言われています。突然の災害に、びっくりしたり気が動転したりして避難できないということがないように、今後も様々な場合を想定して大切な命を守る力を身に付けるために訓練を実施していきます。