【5年生】社会見学

 1学期から延期していた社会見学。コロナウイルス感染拡大で心配しておりましたが、9月2日(金)に、無事、26名全員で行くことができました。子どもたちも、本当に楽しみにしていたようで、前日には興奮冷めやらぬ様子で下校していったのが印象的でした。

 午前は、「兵庫県立人と自然の博物館」で、地震が発生するメカニズムをドミノ倒しの活動を通して教えてもらったり、館内の展示物をじっくり見て回ったりしました。ドミノ倒しの活動では、約1000個のドミノをみんなで協力して並べました。途中で何度もドミノが倒れてしまい、「完成するのかな…。」とヒヤヒヤする場面もありましたが、最後には何とか完成させることができました。また館内見学では、虫や植物、動物、化石などの自然に関わる様々な展示物に興味津々な様子で、実際に触れたり説明を読んだりする姿が見られました。

 午後は、「明治大阪工場」に行きました。この日に作っていたお菓子は「きのこの山」でした。子どもたちにも親しみのあるお菓子だったので、作業工程やお菓子をおいしく作る秘密など教えてもらう度に、「へぇ。」「そうなんや。」と子どもたちからは素直な反応が聞こえてきました。帰りにはうれしいお土産ももらい、大満足の見学でした。

 ここ2年、市外への見学は行っていなかっただけに、学校を出て、実際に見たり体験したりできる社会見学は、子どもたちにとって、とても心に残る学習活動だと改めて感じました。「百聞は一見に如かず」と言いますが、「楽しかった。」だけで終わらせるのではなく、子どもたちの気づきや学びを共有し、学習に活かしていきたいと思います。